飼っているペットと共に引っ越ししたい、これから新しい部屋に引っ越してペットを迎えたい！
そんな方に知っていただきたい、ペット可物件とはどういった物件か、入居する際の注意点やポイントをご紹介します！
愛するペットと共に快適に過ごせるように確認しておきましょう。
ペット可物件とは、文字通りペットと共に住めるお部屋です。
しかし、すべてのペット可物件が同じ条件ではありません。その違いをご紹介します。
ペット可物件で絞って物件を探す時に『ペット可』『ペット相談可』の2種類があります。
『ペット可物件』は大家さんや管理会社が定めたペットの種類や頭数などの条件を満たせば入居できる物件で、『ペット相談可物件』はペットの種類や頭数を大家さんや管理会社に相談してから入居できる物件という意味合いで使用されることが多いです。
しかしそこまで大きな違いはありません。
▷▷ペット可物件はこちら！
今増えてきている『ペット共生物件』というものもあります。
従来の賃貸物件をそのままペット可としたペット可物件とは違い、『ペット共生物件』はペットと共に過ごすために建てられた物件のことです。
傷つきにくい素材や、鳴き声などが響きにくい防音の仕組みなどに加え、建物の共有部分に足洗い場やドックランがあったり、お部屋にもリードフックがあったりとペットの飼い主に嬉しい様々な設備があります。
犬、猫、大型犬、多頭飼いなど飼育できるペットの種類や頭数が多いのも特徴です。
▶▶ペット共生物件とは？ペット可物件との違いについて
▷▷ペット共生物件はこちら！
ペット可物件と言っても、条件は様々です。
これから物件を探し始める・もう気に入った物件を見つけた、どちらの方にも読んでいただきたい注意点をご紹介します。
ペット可物件はどんなペットでも飼育できるわけではなく、飼育可能なペットの種類や大きさ、頭数が異なります。
例えば犬を飼育したい場合も犬種や大きさに制限があります。
特に多頭飼いや大型犬などの飼育は制限が設けられている場合が多く『小型犬1匹まで』『体重8㎏まで』など大きさの制限を設けている物件もあります。
2匹以上の飼育や中型犬以上の飼育をしたい場合は、特に注意が必要なため、管理会社や大家さんに確認しましょう。
また、犬は飼育可能だけど猫はNGの物件も多いため、猫を飼育したい場合も注意が必要です。
最近では猫専門の物件もあります。お部屋にキャットタワー・キャットウォークが設置されている物件もあるため、猫の飼育は断られたという方はそういった物件を探してみるのもおすすめです。
ペット可物件は、周辺の物件に比べて家賃や退去時のクリーニング費用などが高めに設定されている場合があります。
これはペット可物件の数が少ないことに加え、ペットの飼育により室内の汚れや傷・においがつき原状回復費用が高くなる可能性があるためです。
ペット可物件はペットを飼育していない方も入居するため、ペットを飼育する場合は、敷金や家賃に積み増しがある場合が多いです。
特に多いのが『ペット飼育時敷金は+１ヶ月』ですが、物件によっては頭数や種類によっても金額が変わることがあります。
例えば『小型犬の飼育は敷金+１ヶ月、猫の飼育は+2ヵ月』『小型犬1匹につき+１ヶ月』などです。
敷金は変わらず毎月の家賃が+2000円など様々な条件があるため契約の前にきちんと確認しましょう。
契約時や入居後にトラブルにならないために注意していただきたい点をご紹介します。
また不動産会社が仲介に入って契約を結ぶ場合は、契約の前に宅建士による重要事項説明が行われます。
物件の概要や重要な項目の説明を受けますので、分からないことがあれば質問し契約の内容をしっかりと理解しましょう。
ペット可物件は、ペットを飼っていない入居者もいることがあり、全員がペット飼育に対して理解があるとは限りません。
・他の入居者に飛びかかったり、噛みつくなどしないようしつけをする
・こまめに清掃、換気をおこない、におい対策をする
・共有部分を汚さない、抱えて歩く
トラブルにならないためにも、ほかの入居者へ迷惑をかけないようにするためにも『におい』『しつけ』は特に注意が必要です。
ペット可物件を借りる前に知っておくべき注意点について、ご紹介しました。
一般的な物件に比べて、ペット可物件は敷金・家賃・クリーニング費用などが高額になります。
飼育しているペットの種類や頭数などに合った物件を選び、金額面などをしっかり確認したうえで、快適に暮らしましょう。
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