宅配ボックスが完備されている賃貸物件が増えてきていますが、まだ使ったことがない方も多いと思います。
そこで宅配ボックスの種類・メリット・デメリット・使い方・トラブルなどの疑問を解説します。
宅配ボックスとは非対面で荷物を受け取ることができ、また不在の時も荷物が受け取れます。
その為、再配達の依頼をする必要が無くなります。
主な種類は2つあります。
機械式(ダイヤル式)・電気式(デジタル式)があります。
・機械式(ダイヤル式)
機械式は宅配業者が空いているボックスに荷物を入れ、ダイヤル番号を決めます。
決まったダイヤル番号は配達通知書に記載されており、配達員が記載した紙を郵便ポストに投函し、受取人は紙に書かれているダイヤル番号で解除します。
・電気式(デジタル式)
電気式はタッチパネルで操作するものです。
配達員がタッチパネルや音声案内に従い荷物を宅配ボックスに入れたら、配達完了したことをメールでお知らせしてくれる機能もあります。
荷物を取り出す際は暗証番号やカードキーで荷物が取り出せます。
どちらとも印鑑・サインは必要ありません。
宅配ボックスのメリット・デメリットを解説します。
・不在の時も受け取れる。
不在の時も受け取れるのが1番のメリットだと思います。
お仕事中でも外出時でも受け取ることができるのが嬉しいですね。
・再配達の依頼が不要
時間指定や日にち指定をしたけれど、急な用事で受け取れなくなってしまった場合でも再配達が不要になります。
再配達の依頼をする手間が省けます。
・防犯対策も安心
配達員を装った悪徳業者もいる為、非対面で受け取れるのは嬉しいポイントです。
一人暮らしの女性も安心して受け取ることができます。
・全ての荷物が利用できるとは限らない
冷蔵・冷凍の荷物・代引きの荷物・宅配ボックスに入らない大きな荷物・本人に直接渡す必要があるもの・は利用できません。
・いつでも利用できるとは限らない
いろんな方が利用する為、必ずしも利用できるとは限りません。
宅配ボックスにも限りがある為、空いているスペースがないと荷物が入れられず、再配達になることがあります。
・宅配ボックスが設置されている賃貸物件は家賃が高い傾向にある
宅配ボックスが設置されている賃貸物件は、比較的家賃が高く設定されていることがあります。
宅配ボックスにはトラブルになりやすい?
宅配ボックスで起こりうるトラブルとして、配達通知書が郵便ポストに入っていない、もしくは暗証番号が記入されていないことがあげられます。
このような場合、まずは配送ドライバーに電話で問い合わせてみましょう。
また、配達通知書に記載されている暗証番号が間違っている場合もあります。こういったケースでもまずは暗証番号を設定した配送ドライバーに連絡。それでも解決しない場合は、マスターキーを持っている管理員か管理会社に相談してみましょう。
ごく稀に、郵便ポストに配達通知書が入っているにもかかわらず、宅配ボックスには荷物が入っていないこともあります。
考えられる理由としては、次の通り。
・宅配業者が荷物を入れる宅配ボックスの番号を間違えた
・宅配業者が荷物を持ち帰ってしまった
・盗難に遭った
・共用の宅配ボックスの暗証番号がすべて一緒になっているなどのため、ほかの居住者が間違えて持ち帰った
このような場合、一度配送ドライバーに連絡を行い、それでも解決しない場合は管理員や管理会社に相談しましょう。
宅配ボックスが、いつも埋まってしまっているケースもあります。
配送業者からの荷物の受け渡しが多い場合であれば、仕方がないですが、なかには荷物が届いているにもかかわらず、何日も宅配ボックスに入れたまま放置されているものがあり、これが塞いでしまっていることもあります。
このような場合にも、管理員や管理会社に相談しましょう。
町中で一度は見たことがあると思います。
コンビニや駅に設置されていることが多いです。
24時間「受け取る」「送る」ことができます。
配達完了した際にメールが届き、暗証番号が記載されている為その番号開けることができます(配達業者のシステムにより異なります)。
保管期間は納品完了日から3日の為注意が必要です。
各種コンビニで受け取ることができます。
各種コンビニでの受け取り方法が異なりますが、受け取りバーコードやもしくは16桁の番号を表示して受け取ることができます。
ですが、取り扱いサイトが少ない為注意が必要です。
注文する際に置き配は選ぶと玄関の前に置いてくれます。
ただ置き配の際に注意点がいくつかあります。
・雨の日は荷物が濡れることがある。
・荷物が盗まれる可能性がある。
・オートロックの物件は利用できない。
置き配を利用する際は、トラブルが起きないよう注意が必要です。
宅配ボックスの主な種類・メリット・デメリットを解説しました。
不在の時に受け取れるのは、大変便利ですね。
ですが、トラブルが起こりやすいリスクがある為、注意する必要があります。
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