浴室乾燥機は便利なの？メリット・デメリットと、便利な使い方についてご紹介！賃貸お役立ちコラム | 大宮の賃貸のことならリロの賃貸　レックス大興

浴室乾燥機とは？

洗濯物が乾きにくい梅雨や冬、雨天時などにあると大活躍する浴室乾燥機ですが、実際どんなところが良いのでしょうか。また、デメリットはあるのか、ご紹介いたします。

大きく分けて2種類

そもそも浴室乾燥機は、浴室の天井に設置された乾燥機のことです。乾燥・換気・暖房・冷風の4つの機能があり、昼夜・時期を問わず洗濯物を干すことができます。

浴室乾燥機は大きく分けて2種類あります。

・電気式
家庭用では広く利用されていて、乾燥の使用時間はガス式よりも長い
さらにヒーター式とヒートポンプ式に分類される

・ガス式
主にガス給湯器によって乾燥させる
電気式よりも加熱が効率的で、乾燥の使用時間が短く済むが、排ガスの懸念があり、光熱費が高くなりやすい

メリット

・天候に左右されることがなく、好きな時間帯に洗濯物を干すことができる
・浴室にカビが発生することを防げる
・部屋干し臭を抑えることができる
・シワになりにくい
・浴室内に洗濯物を干すことができるため、場所をとらない
・暖房機能があるため、寒い時期でも快適に入浴可能
・外に干さないため花粉などのアレルギー対策になる

以上のメリットが挙げられます。

浴室乾燥機があることで、洗濯物を干す際の悩みを解消することができるだけでなく、暖房機能によって入浴後のヒートショックを防止することができます。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、身体がダメージを受けることです。また、ヒートショックによって脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるため、冬の入浴時は注意が必要です。

デメリット

・定期的なフィルターの手入れが必要
・電気代がかかる
・干すスペースが限られる
・設置された物件は家賃が高くなる傾向あり
・使用中は入浴不可

以上がデメリットとして挙げられます。

この中で特に気になるのが、電気代についてでしょう。
浴室乾燥機は、メーカーにって多少の差はありますが、1時間当たりおよそ30～50円ほどかかるとされています。また、およそ1,250ｗの電力を消費すると言われ、これはドライヤーと同程度の消費電力です。
そして、洗濯物を乾かすのにかかる時間ですが、洗濯物が3㎏程度の場合、2～3時間、さらに厚手のものだと4時間以上かかることもあります。
 

浴室乾燥機、どんな時に便利？

浴室乾燥機は、どんな時に向いているのでしょうか？

外干ししたくない・できない

1階やマンションの規定で外干しができないお部屋、防犯のために外干しは控えたい方、花粉やホコリなどが洗濯物に付着することを避けたい方など、外干しをしたくない・できない方には、屋内で洗濯が完結するため浴室乾燥機はとてもおすすめです。

昼間洗濯できない

一人暮らしの方や帰りが夜遅くなってしまう方など、昼間に洗濯物を干すことができない方にも浴室乾燥機はおすすめです。浴室乾燥機は、夕方や夜間、夜明け前など、洗濯物を干すのに適していない時間帯でも、任意に選択する時間を選ぶことができます。

また、時間帯だけでなく天候に左右される心配がないため、雨天時であっても変わらず洗濯が可能なため、洗濯物を溜めこむ心配もありません。

部屋干し臭が気になる

防犯など様々な事情で部屋干しを選択している方もいると思いますが、部屋干しは外干しに比べて乾きにくいため生乾きになりやすく、洗濯物に部屋干し臭が染みついてしまうことがあります。
しかし、浴室乾燥機があれば、乾燥機能できちんと湿気を飛ばすことができるため、部屋干し臭の予防になります。

浴室のカビが気になる

浴室乾燥機は浴室自体も乾燥させることが可能なため、浴室のカビが気になる方にもおすすめです。
そもそも、カビは高温多湿の環境を好む上に、石鹸カスや皮脂などを栄養として発生します。そのため、入浴後の浴室はカビにとって最高の環境となってしまっているため、しっかりと乾燥させることが大切です。

浴室乾燥機の光熱費は節約可能？

光熱費が高くなってしまうことがデメリットである浴室乾燥機ですが、使い方を工夫すれば料金を抑えることができます。この項目では、節約方法をいくつかご紹介します！

料金の安い時間帯に使う

電力会社や契約している料金プランによっては、夜間に料金が安くなったり、反対に昼間のほうが料金が安くなったり、時間帯によって料金が変わる場合があります。
その場合には、安くなる時間帯に浴室乾燥機を使うことによって、浴室乾燥機にかかる電気代を節約できます。

部屋干しと分ける

いつでも洗濯物を干すことができるため、大変便利な浴室乾燥機ですが、干せるスペースには限りがあります。また、洗濯物の量が増えれば増えるほど乾燥する時間は長くなってしまい、その分電気代がかかることになります。
そこで、洗濯物を部屋干しと浴室乾燥機に分けることで、効率的に洗濯物を乾かすことが可能です。

浴室の水分を拭き取ってから使う

浴室内に水分が残っていると、その分乾燥させるための時間はかかっていしまい、電気代がかかります。
浴槽に残り湯がある場合はふたを閉めて、浴室内に水分が残っている場合には、タオルなどで水気を切ってから浴室乾燥機を使いましょう。また、ある程度換気をしてから使用するのも、乾燥時間を短縮できるためおすすめです。

フィルターを掃除する

浴室乾燥機は、湿気と共にホコリも吸い込んでいるため、定期的に掃除をしないと目詰まりを起こしてしまい、本来の性能が発揮されません。そうすると、その分余計に電力を消費してしまうため、注意が必要です。
カバーは1か月に1度、フィルターは3か月に1度程度を目安に掃除しましょう！

干し方を工夫する

洗濯物は、干し方を工夫するだけで乾きやすくなります。

・厚手のセーターやジーンズなどの乾きにくいものを風が当たる場所に置く
・洗濯物同士に間隔を持たせる
・両側は長いもの、真ん中は短いもの、とアーチ状になるように干す

空気が循環しやすいように配置するなどの工夫を施すことで、洗濯物をより効率的に乾かすことが可能です。

記事のまとめ

今回は、浴室乾燥機についてご紹介しました。

デメリットもありますが、お部屋探しの条件として魅力的な設備のひとつです。
この記事を参考に、ぜひ検討してみてください。